Words51
2008-09-29


続けて詩を書くのは久しぶりな気がします. 季節なんでしょうかね...


夜明けの まどろみは、

当人にとっては 楽しくもないだろうが、


客観的にみれば それは、

まるで 風に揺れる

灰色の柳の 枝の葉のように

美しかった


掻き鳴らした 竪琴の音のように

浮いては 沈み

また沈んでは 浮いて


夢の霞を へだてて

現をみつめる その瞳を


永遠のなかに 綴じ込めて

眺めていたい、 と思った


[詩]

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